千葉県流山市から、県をまたいで埼玉県三郷市へ続く流山橋。
流山橋から北側に、江戸川に、点々とコンクリートの塊が埋められていますよね。
あれは、昔の流山橋の橋脚跡なんです。
なぜ残っているかというと、意外な事実がありました。
現在の流山橋は、2019年の話題映画『翔んで埼玉』のロケでも使われていますよね。
そもそも流山橋ってどこ?
名称 | 流山橋 |
住所 | 〒341-0018 千葉県三郷市早稲田1丁目 (Googleには、三郷の住所が載っていました。) |
開通日 | 1965年(昭和40年)2月12日に開通。現在の橋は二代目。 |
毎日毎日、交通渋滞が起きているあの橋ですね。
この流山橋の渋滞が原因で、流山街道もかなりの渋滞になることもあるので、通るときはヒヤヒヤです。
Googleの流山橋へのクチコミは、こんな感じでした。
- 渋滞スポット
- 渋滞のメッカ
- 周辺に住んだらカーライフは最悪
など。
いつも渋滞になってしまうことは、本当に困ったことだと思うのですが、クチコミした人の言葉選びが面白いです・笑
流山橋の北側の江戸川に埋まっているコンクリートって?写真を撮ってきた
渋滞スポット、流山橋の北側に、江戸川の中に埋まっているコンクリートがあります。
大きな飛び石みたいな感じです。
ちょうどコストコに買い物に行ったついでに、助手席の夫に写真を撮ってもらいました。
三郷方面から流山方面へ現在の流山橋を渡っていきます。
遠くに、見えてきましたね!
4つかな?コンクリートが江戸川に埋まっているのが分かります。
やはり、飛び石というのは、隙間が広すぎますね。
やっぱり、埋まっているのは5つのコンクリートでしょうか。
余談ですが、夕焼けもキレイでした。
江戸川に埋まっているコンクリートって何?なぜあるの?
実は、あのコンクリートって『旧流山橋の橋脚跡』だそうです。
橋を撤去して、現在の流山橋を作ったようなのですが、なぜ橋脚だけ残っているかというと、、、
旧日本軍が旧流山橋の橋脚下に爆弾を処分したという噂があった
引用流山市ホームページ(ぐるっと流山/爆弾撤去)
というのが原因のようです。
実際に、平成16年(2004年)3月〜4月、平成17年(2005年)2月に自衛隊が爆弾を回収しています。
平成16年の調査では、
- 15kgコンクリート爆弾6個
- 4kg演習爆弾3個
- 小銃弾類10個
平成17年の調査では、
- クラスタ爆弾2個
- 15kgコンクリート爆弾7個
- 小銃弾・機関銃弾・砲弾1万発
- 銃剣45丁
- 機関銃28丁
とかなりの数の爆弾があったそうです。
まとめ・江戸川に埋まっているコンクリートは旧流山橋の橋脚跡だった!
1965年(昭和40年)2月12日に、現在の流山橋が開通してから50年以上。
それでもなお、旧流山橋の橋脚跡が残っているのに驚きました。
江戸川に埋まっているコンクリートにも、物々しいエピソードがあるのだなぁと感じました…。
江戸川の土手を散歩するのは気持ちが良いので、お散歩ついでに、『あれが旧流山橋の橋脚跡か〜👀』と見てみるのも良いかもしれませんね♪