一般的なサイトコンセプト | このブログは、地域ブログの作り方を解説しているブログです。 |
当ブログのサイトコンセプト | このブログは、現役アフィリエイターである◯◯が、SEOノウハウと広告最適化施策の経験をもとに、2・3万円程度のアドセンス収入しかない地域ブログを、月間100万円の収入を生み出す情報サイトに生まれ変わらせるコンテンツ戦略と広告掲載戦略を紹介し、ブロガーの収益アップとブログ運営の楽しさを伝えるブログです。 |
上記の表を見てもう気付きましたよね。
一般的なサイトコンセプトと当ブログのサイトコンセプト、どちらがいいかは一目瞭然。
どちらが読み進めたくなるでしょうか。
サイトコンセプトを決めることは大事ですが、この記事ではさらに踏み込んで、地域ブログにおけるサイトコンセプトの重要性と決め方を詳しく解説します。
サイトコンセプトとは
サイトコンセプトとは、サイトを運営する際の理念です。
「どういう理念を持って地域ブログを投稿するのか」を決めましょうということです。
さて、地域ブログに限らず、アフィリエイトサイトを運営している方の多くは、サイトコンセプトが不明確なケースが多いです。
例えば、次のように設定しているケースです。
- 稼げるために上位表示させる
- とにかく自分が好きな情報を発信する
- ブログが初めてなので、頑張って毎日投稿する
このような願望を持ち、そこからスタートしてサイトを運営している方がほとんどではないでしょうか。
ただ、上記は願望であり、サイトコンセプトととは少し違います。
サイトコンセプトの例を伝えると、
「○○というブログでの情報発信を通じて、○○に悩む読者に、○○の状態になってもらう情報を提供する」
というようなものです。わかりやすく言うと、
- どのような書き手が、
- 誰に、
- どんな内容の情報を、
- どのような目的で提供するのか。
を決めることです。
会社でいうと企業理念ですね。
ただ、「地域ブログのサイトコンセプトを設定する事」について、いろんな疑問が出てくると思います。
- 地域ブログにサイトコンセプトって本当に必要なの
- どんなメリットがあるの
- 何を決めておけばいいの
これらについて、具体例を交えながら、詳しく解説していきます。
地域ブログでサイトコンセプトを設定する目的
地域ブログでサイトコンセプトを設定する目的は3つです。1つずつ解説します。
情報+アルファでリピーターが獲得できる
検索エンジンやSNSから訪れた読者があなたのブログを見た時に、単なる情報だけが掲載された記事だとどう思うでしょうか。
おそらく、「ふ〜ん。なるほど。」と情報をインプットして、すぐに離脱しますよね。
この離脱ってもの凄く勿体無いと思いませんか?
訪れた読者は、あなたの記事に興味を示した読者です。つまり、あなたの地域に住んでいる可能性が高い読者です。
住んでいる地域が同じなら、あなたが投稿している他の記事にも興味を示してくれる可能性が高いですよね?
だって、「地域ブログ」なのですから。
地域ブログの戦略は、「1度訪れた読者を、1回でファン化させること」です。
2度目はありません。1度目の訪問で確実にファンにさせたり、ブックマークさせたいわけです。
では、どのようなブログを作ればファン化させたり、ブックマークさせることができるでしょうか。
その1つの方法は、「このブログには、自分にとって有益な情報が発信されており、今後も注目したい!」と感じさせることです。
今後も注目したいと思わせたいのに、「単なる情報発信だけ」で、それが可能でしょうか。無理ですよね。
冒頭で説明したサイトコンセプトは
- どのような書き手が、
- 誰に、
- どんな内容の情報を、
- どのような目的で提供するのか。
と言いました。
この4つが読者のニーズにマッチしており、記事を読んだ読者がコンセプトに気づき、それに共感し、記事を読んだ後の満足度が高ければ、ファンになったり、リピーターになってくれるのです。
「このブログは、私が住んでいる地域の情報を発信しているブログで、しかもサイト運営者が私と同じ境遇の方のようだから、今後も注目しよう!」
↓
ブックマークです。
これを最初に訪れた読者で達成するためには、確固たる「サイトコンセプト」を持って記事を投稿する必要があります。
特定の読者に記事を書くため伝わりやすい記事がかける
例えば、大勢の人に向けて話をする場合と1人に向けて話をする場合、どちらの方が伝わるでしょうか。
これは学校の卒業式での校長先生の挨拶をイメージしてもらえるとわかります。
あなたは、これまで出席した卒業式での校長先生の挨拶を覚えていますか?
少なくとも私は覚えていません。
きっと皆さんもそうではないでしょうか。
では、なぜ覚えていないのでしょうか。
答えは、簡単です。「私に話しかけられていない」と思っているからです。
これはブログ記事でも全く同じなんです。
たくさんの人に読んでもらいたい意識で、幅広い属性を想定して書いた記事というのは、印象に残りにくい記事になりがちです。
もちろん、表現方法や文章力でカバーできる方もいますが、ほとんどの方は無理でしょう。
一方、「目の前の”あなた”」を意識して書いた記事というのは、それを読んだ読者に伝わりやすいものとなります。
なぜなら、「書き手の伝えたい!」という熱意が文章の節々に現れるからです。
コンセプトで設定した読者像に伝える気持ちが強ければ、読者はきっと反応し、リピーターとなってくれます。
テーマが統一されるので純広告の営業ができる
最後は収益化に繋がる点です。
地域ブログの収益化策の一つである「純広告」
純広告の掲載を勝ち取るためには、営業活動が必須です。
その営業活動を行う上で、重要なのが「広告掲載業者のメリットの提示」ですよね。
メリットがなければ広告を掲載する意味がないからです。
さて、ここで「サイトコンセプト」が活きてきます。営業メールの文面を抜粋して参考に掲載します。
参考文例
〇〇という地域ブログを運営しております〇〇と申します。
このブログは、「〇〇」というコンセプトをもとに、「〇〇」のような読者に向けた情報を発信しており、月間○万件以上の閲覧がございます。さて、こちらのブログの読者層と御社のサービスの見込み客が非常に近いので、広告掲載をご検討くださいませんか。
このように、「コンセプト」と「読者層」を前に出すことが可能となります。
広告掲載業者も、読者層が明らかな方が広告掲載効果がイメージしやすく、掲載に向けたハードルが下がりますよね。
例え、幅広い読者が読んでいたとしても、コンセプトを出すことによるメリットが得られるのであれば、それを使う方がいいでしょう。
(上記の案は、かなり雑な営業メール文例であり、当方が実際に活用するメール文例ではありません。そのため、このまま活用してしまうと否認される可能性が高いです。実際に営業される際は、ご注意ください。)
地域ブログにおけるサイトコンセプトの具体例(案)
では、ここで地域ブログにおけるサイトコンセプトを設定する上で、サンプルとなる文例をいくつか紹介します。
なお、これから紹介する文例はあくまでも参考なので、実際はそれぞれでもう少し具体的に設定してくださいね。
どのような書き手が
- 2児の子供を育てているママの私が
- 生まれも育ちも○○市の私が
- ○○市に引っ越ししてきた私が
- 〇〇市大好きな私が
誰に
- 子育て中のママに
- 〇〇市の魅了を知りたい方に
- これから○○市で楽しく住みたいとお考えの方に
- ○○市が大好きな方に
どんな内容の情報を
- 子育てに関するお得情報や便利情報を
- 他のブログでは紹介されていない情報を
- ○○市のことが全てわかる情報を
- ○○市の魅力が再発見できる情報を
どのような目的で提供するのか
- 今より住みやすくなってもらう
- 今より○○市が好きになるように
- このブログを見れば全てがわかると思ってもらえるように
- ○○市を盛り上げるために
このように、サイトコンセプトを大まかでも決めておけば、運営も楽になりますね。
まとめ
サイトコンセプトの目的は上記で紹介した3つの項目ですが、実はもう一つあります。
それは、「ブレないサイト運営が可能になる」という点です。
サイトコンセプトを決めておくと、サイト運営において1つの芯が通るため、ブレないサイト運営・ブレない記事投稿ができます。
これは、非常に大事なポイントです。
ブログ運営で迷いが生じたときや、立ち止まってしまった時はサイトコンセプトを見直すことによって、初心に戻ることができます。
信念を持って情報を発信し、読者ターゲットに満足度を与えましょう。