この記事では地域ブログでアフィリエイト案件を紹介する方法を解説します。
「いやいや、ブログにアフィリエイト案件を紹介するって、リンク貼るだけじゃねーか!俺もやってるよ!」
そんな声が聞こえてきそうですが、まさにおっしゃる通り!
ASPの広告を選んでリンクを貼るだけです。
難しいことは何一つありません。
ただ、ここで質問しますけど、
その案件、コンバージョンしていますか?
つまり、売れていますか?その前にクリックされていますか?
って話です。
おっしゃる通り、広告を貼るだけなら誰でもできます。
ただ、アフィリエイト案件のほとんどは、アドセンスのように「バナーを貼るだけで収益が上がる」ってものではありません。
売れなくちゃ意味ない!
アフィリエイト案件の成約を取るには、気をつけておきたいポイントがたくさんあります。
そこで、この記事は、「売れるためのアフィリエイト案件の掲載方法」について、詳しく解説していきます。
参考になる部分があればぜひ試してくださいね。
アフィリエイト案件掲載時にやってしまいがちな間違い
地域ブログでアフィリエイト案件を掲載している人は多いと思いますが、その紹介方法で「よくある間違い」をまとめました。
1つでも該当している人は要注意ですよ。
紹介が雑すぎる
これはかなり多いですね〜。
読者に対して案件を紹介しているのですが、その紹介がものすごく雑なケースが多いです。
ではどんな紹介文が「雑」なのか例文を紹介します。
リサイクルショップレビュー記事の場合
**(店舗名)は、使用可能なものなら、どんなものでも有料で買い取ってくれるので、使わなくなった洋服やアウトドア用品などは、まとめて持ち込んでみてはいかがでしょうか。
ちょっとした小遣いになりますよ。
ただ、「持っていくのが面倒!」という方なら、*****(←アフィリエイト案件)のようなサービスを利用するのもアリですね。
*****の部分がアフィリエイトリンクになっているのですが、こういう紹介文を掲載している記事をよく見かけます。
これ、めちゃくちゃ雑な紹介ですよね。
「アフィリエイト広告っぽい感じを消したい」という願望がある方はこのような消極的な紹介をするんですけど、これだと反応取れないですよ。
確かに「広告っぽさ」を出してしまうと読者は敬遠しがち。
ただこの格言をご存知でしょうか。
広告が邪悪になるのは、邪悪なものを広告している時だけだ
デイビット・オグルヴィ
つまり、読者にとって必要なものを紹介しているときは、その広告は敬遠されるものではないということ。
反対に「あわよくば買ってよー!」というような案件掲載は読者にとって”うざがられ”ます。
その案件紹介が読者にとって必要なものなら、読者にとって必要な情報はしっかりと紹介する必要があります。
- 広告商品の特徴
- その商品(サービス)を利用して得られるメリット・デメリット
- 類似商品との比較
- 利用者の声
これらは最低でも必要ですね。
だから、上記の例文の下に、関連記事として「*****(←アフィリエイト案件)」のレビュー記事が配置されていれば最高ですね。
読者は、他のサイトで*****という商品の詳細を調べる作業を行わず、あなたのサイト内で調べ物を完結することができます。
これが「ユーザビリティと検索意図を理解したコンテンツ作り」に繋がります。
売り込みすぎている
これも多い!オススメしすぎだよ!ってやつです。
グイグイオススメしちゃってる記事。読んでいて暑苦しいです笑
そもそもアフィリエイト広告を掲載する目的ってなんだと思います?
真の目的は、
読者の悩みを解決したり、願望を叶えるための選択肢を提案すること。
あくまでも選択肢の提案です。
商品(サービス)の購入(申込)を迫るのは、広告主の仕事であり、ブロガーの仕事ではありません。
広告主のページで嫌でも売り込まれるのに、その直前のブログページでも売り込まれると、あなたならどうですか?押し売り感を強く感じません?
*****一択ですね!
絶対*****がオススメです。
このような紹介をしていると、せっかくのCVを取りこぼしてしまいますよ〜^^
僕たちの仕事は商品を売ることではなく、解決法を提案することなので、それをお忘れなく!
関係ない案件を紹介している
全くのトンチンカンな商品を紹介しているケースは少ないですが、「おいおい!それは遠すぎだろ!」ってのをたまに目にしますね。
いわゆる「あわよくば売れてくれ掲載」
これはまず売れません。
(「知名度がある無料資料請求案件」など、商品力が強い案件の場合は、CVするケースもあります。)
グルメレビュー記事の中に、キャンペーン中の「楽天カード」のバナーを掲載する
このようなケースはないと思いますが、これに近いことをやってしまう人って多いんですよね。
ただ、個人的には、
「何が何でもアフィリエイト案件に繋げてやろう!」という心意気は悪くない
と思っています。そういう貪欲さは好きですね。
「稼いでやる!」という貪欲さは必要ですが、その場合は読者の視点に立って、丁寧な訴求を心がければOKです。
具体的には、「別記事に飛ばして、その記事でアフィリエイト案件に興味を持ってもらうように丁寧に繋げていく」という方法が効果的ですね。
なお、全ての記事でこの方法を取り入れるとSEO的に評価を落としそうな印象があるので、アクセス数が多い記事に限定したり、検索クエリで判断するなど、対応する記事を限定した方がいいですね。
売れない案件を紹介している
アフィリエイト案件を成約させる手っ取り早い方法は、
「読者が求めている最適な商品を、その読者に紹介すること」
また当たり前じゃねーか!って声が聞こえますね笑
でもこれが真実。
アフィリエイトで稼ぐなら、必要としている人に、必要なものを紹介すること。
これが基本です。
反対に、その商品が必要なのかどうかわかっていない人に、商品を紹介しても反応は悪いです。
売れなくもないのですが、「必要なのかどうかわからない人」に申込させるには、読者をブログ内で教育する必要があります。
そのためには誘導させるライティングスキルが必要ですよね。
これって結構大変なんです。
その大変な作業をするぐらいなら、「必要としている人」を見つけましょう。
それに加えて、売れる案件、つまり人気がある案件を紹介することが重要なんです。
平均CVRが0.5%、承認率40%の案件より
平均CVRが6.0%、承認率90%の案件の方が稼げる。
当たり前の話ですね。
「紹介したい案件」より「売れる案件」を掲載しましょう。
広告の直下にアドセンスが配置されている
昔と違い、アドセンス広告は1記事に何個も設置可能です。
そのため、記事内にたくさんのアドセンス広告を設置している人が多いですね。
広告乱発サイトは個人的には好きではありませんが、稼げるならいいでしょう。
ただ、アドセンス広告とアフィリエイト広告が並んでいるページをたまに見かけます。
これ、結構機会損失していますよ。
アドセンスに読者が逃げてしまいますからね。
アドセンス広告の設定で制限をかけているなら別ですが、細かい設定をしていないなら、そのアドセンス広告は外し、紹介したいアフィリエイト広告だけ掲載する方がクリック率は上がりますね。
以上が間違っているポイントです。
では、本題の大事なポイントを紹介します。
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アフィリエイト案件の成約を取るために大事なポイント
アフィリエイト案件の成約を取るために重要なポイントは3つあります。
読者のペルソナをイメージすること
1つ目は「その記事を読む読者がどのような読者なのかを設定しておこう」ということです。
先ほど
「読者が求めている最適な商品を、その読者に紹介すること」
と書きました。
つまり、その記事を読む読者が顕在的または潜在的にどんなものを求めているかをイメージしておかなければいけません。
もちろん、これに答えはありません。読者の頭の中を見ることができませんからね。
大事なことはイメージすること。そして、その仮説があっているか間違っているかを検証し続けることです。
仮説に基づき案件を紹介し、売れれば合っていた、売れなければ間違っていた、ということです。(実際は、そんな単純ではありませんが。)
地域ブログだと、読者像(ペルソナ)もイメージしやすいので、考える癖をつけておくことを強くオススメしますね。
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売れている案件を選ぶこと
これは先ほど説明した通りです。
売れている案件を選ぶこと。
売れている案件はASP担当に聞くのが確実ですが、担当さんが付いていない方は、管理画面に数値が掲載されているASP(レントラックスなど)を利用してチェックしましょう。
そのほかには、上位表示させたいキーワードで現在上位に表示されている記事を見て、その記事で紹介されている広告案件を参考にするのもいいですね。
ほかには、リスティング広告で出稿されているサイトを見て商品を参考にするのもありですね。
何れにしても「売れる案件を売る」が鉄則です。
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地域ブログで掲載可能なアフィリエイト案件を可能な限りピックアップしてみました。 (訴求方法は順次紹介します。) サービス系 ジャンル 訴求可能案件(全国展開orオンライン等) 報酬相場(デフォルト単価 ...
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セールスライティングを行うこと
問題はこれ!
セールスライティング。
先ほども言いました通り、アフィリエイト案件を購入(申込)してもらうには、読者をコンテンツで教育する必要があります。
適当な紹介で申し込んでくれることはほとんどありません。
(適当な紹介で申し込んでくれる方法もありますが、ここでは割愛します。)
特に、その商品やサービスが有料で、金額が高いものならなおさらです。
アフィリエイト案件はクリック連動ではなく、成果連動です。つまり、売れないと意味がありません。
売るためにアフィリエイトサイトは何をする必要があるのか?
そのヒントは次のツイートを1つ目として連続で投稿しました。参考にしてください。
【CVRを高めるライティングテクニック】
これね、ほとんどの人が間違ってる、と言うよりも知らないんだけど、、、ブログやアフィサイトで何らかの案件を紹介する場合、単にバナーを載せただけじゃ読者は反応しないよ。
そのバナー、あなたなら押すの?
— トキシキ@地域ブログでマネタイズ専用垢 (@sts__community) August 23, 2019
なお、次の記事にもヒントを解説しているので、ご覧ください。
地域ブログで高単価アフィリエイト案件を紹介し収益化させる具体的方法
この記事では、地域ブログにおける「アフィリエイト広告」での収益化について解説します。 地域ブロガーさんは、SNSを活用した流入やブランディング、コンスタントな記事投稿は慣れているものの、「ASPアフィ ...
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まとめ
アフィリエイト案件が売れだしてくれれば、報酬は大きく跳ね上がります。
大きく稼げるということは、すなわち難易度が高いということです。
検索クエリを1つずつチェックし、読者層をイメージし、その読者が必要としそうな案件を探してきて紹介する。
作業はこれがメインなのですが、実際にやってみるとなかなか決まらないんですよね。
でも諦めずに試行錯誤しながらトライすると、結果がついてくるのでぜひ頑張ってください!
再開しました
ブログ収益化サポートサービス(記事添削・アフィリエイト案件提案)
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