地域ブログって、「身近なテーマをネタにして、体験談も多く書けるのでネタ切れしない!」というメリットはあるものの、「書きたい記事」や「書ける記事」ばかり投稿していると収益化は遠ざかります。
一方、収益に繋がる記事ばかり書いていても、面白みがなく、次第にブログ更新から遠ざかってしまう人もいます。
ブログで収益を上げるために一番大事なことは、
「記事の投稿を続けること」
これが一番大事です。
どれだけ知識があり、ライティングノウハウがあったとしても、続けられなければブログで稼ぐことはできません。
ということは、「続けられること」を1番に設定しておかないといけません。
- ブログ更新が楽しく続けられる
- 収益に繋がる記事も積み上がる
この2つを実現させるためには、ブログ内に投稿する記事の役割を明確に分けたサイト設計にする必要があります。
そこで、この記事では1つのアイデアとして「稼げる地域ブログのサイト設計」を提案します。
なお、読者像(ペルソナ)は子育てママとしています。
まずは稼げる地域ブログ用のサイト設計作成時に押さえておくべき注意点から紹介します。
地域ブログのサイト設計で注意すべき注意点
注意点は5つあります。
集客記事とCV記事の割合は9:1を意識すること
集客記事とは広告を紹介しない記事であり、この記事の割合は全体の9割ぐらいになるようにしましょう。
これは「絶対に9割」というわけではありません。
サーチコンソールの検索クエリを見ながら、CVしそうなワードで上位になっていたら、集客記事からCV記事に書き換えることになるため、最終的には7:3か8:2ぐらいの割合になります。
ただ、集客記事とCV記事の割合が逆転するのはNGです。
あくまでも「集客がメイン」です。
集客記事からCV記事に移行するケースはある
上記でも紹介しましたが、検索クエリや流入ボリュームを踏まえ、集客記事からCV記事に書き換えて、収益を増やす作戦をとる場合があります。
つまり、記事投稿後はリライトなどのメンテナンスが必要です。
【具体例】地域ブログで売れるアフィリエイト案件を掲載する方法
この記事では地域ブログでアフィリエイト案件を紹介する方法を解説します。 「いやいや、ブログにアフィリエイト案件を紹介するって、リンク貼るだけじゃねーか!俺もやってるよ!」 そんな声が聞こえてきそうです ...
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カテゴリーは1つずつ作るイメージで
同一カテゴリーの各記事は可能な限り同じタイミングで作成するようにしましょう。
この理由は、下の記事で紹介しています。
ブログ記事の投稿は同一カテゴリー特化が鉄則!その理由とメリット
いきなりですが、ブロガーの皆様に質問です! あなたは記事を投稿する順番はこだわっていますか? もしかして、 誰かに伝えたい情報 今日役に立ったこと 思いついたこと これらをランダムに気の向くままに投稿 ...
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アフィリエイト案件に繋げられる記事はSEOを意識した記事設計とすること
集客記事はSEO目的なのか、それともSNS目的なのかを分けて、最適な戦略をとればいいのですが、アフィリエイト案件に関してはSEOでの上位表示を狙うのが基本となります。
その理由は、
- SEOでの上位表示の方が収益が安定するから
- 純広告掲載営業に効果的
この2点が期待できるからですね。
属性を意識すること
これもなんども伝えていることですが、ブログの読者属性は可能な限り絞り込むことが大事です。
詳細は次の記事で解説しているので、参考にご覧ください。
【稼ぎたいなら必須】地域ブログでも読者像(ペルソナ)を絞り込む意義
今日のテーマは「地域ブログで読者像(ペルソナ)を絞り込む意義」について紹介します。 先日、次のようなツイートをしました。 「地域ブログでも読者の属性を絞ろう!」 これはメンバーさんにも伝えてるんですが ...
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ではサイト設計の全体図をイメージ画像で紹介します。
サイト設計全体図
ではサイト設計の全体図を紹介します。XMindで作成しました。
地域ブログサイト設計(子育て世代編)(ダウンロード)
上記がサイト設計の基本形です。
説明
- ピンク色は親カテゴリー
- 親カテゴリーの下には子カテゴリーを設置する(任意)
- 「アフィリエイト」→カテゴリー内の任意の記事でアフィリエイト案件を訴求
- 「純広告」→カテゴリー内の各記事のサイドバーに純広告を掲載するよう調整
- 「広告なし」→集客目的
上記はあくまでも一例ですよ。
意識したことを箇条書きすると
- 子育てママが興味を持ちそうなカテゴリーをピックアップ
- その中から、集客できそうで収益化できそうなカテゴリーに限定
- ブログの読者が同一の属性になるようにカテゴリーを設定
- 書きたい記事(書きやすい記事)としてグルメレビューカテゴリーを設置
これぐらいですかね。
上記には「イベント情報」や「ローカルネタ」を割愛していますが、もちろん追加してもOKです。
集客目的で投稿していきましょう。
このサイト設計をベースに、「集客記事」を増やしていき、最終的には数百記事の地域ブログに育てていけば、収益化は狙えます。
参考にしてください。