ウェブサイトには「サイトコンセプト」が重要です。
- このサイトはどんなサイトで、
- どんな人が書いていて、
- どんな読者をターゲットに、
- どのような情報が発信されているか。
このようなコンセプトを決めておくと、初めて訪れた読者がリピーターになる確率が格段にアップします。
地域ブログにもサイトコンセプトは大事。
どういう運営者が
どういう読者に
どんな情報を届けているのかここをハッキリさせよう。
その目的は「読者の印象に残させるため」特徴的で、個性的で、ターゲットを絞ったブログだと読者の印象に残る。
— トキシキ@地域ブログプロデューサー (@sts__community) July 4, 2019
サイトコンセプトに関しては次の記事にて詳しく解説しています。
リピーターが増える地域ブログでのサイトコンセプトの決め方
一般的なサイトコンセプト このブログは、地域ブログの作り方を解説しているブログです。 当ブログのサイトコンセプト このブログは、現役アフィリエイターである◯◯が、SEOノウハウと広告最適化施策の経験を ...
続きを見る
さて、そんなサイトコンセプトですが、大事なポイントがあります。
それは「サイトコンセプトは読者の目に触れさせること!」ということです。
せっかく素敵なサイトコンセプトを作ったとしても、読者の目に触れなければ意味がありません。
そこで、この記事では、サイトコンセプトの作り方やサイトコンセプトを読者の目に触れるための施策を紹介します。
【前提】あなたのブログはスマホ仕様になっている?
サイトコンセプトを目立たせる施策を解説する前に、まずは現状を把握しましょう。
その現状とは、あなたのブログに訪れる読者が利用しているデバイス、端的にいうと「スマートフォンユーザーの割合」です。
今、インターネット検索するユーザーの多くはスマートフォンを使っています。
あなたは、記事を投稿する際にスマートフォンで画面チェックしていますか?
スマートフォンでのチェックを怠り、記事チェックがPC表示だけの方が多いようですが、これはいますぐやめるべき!
あなたのサイトに訪れている読者の半分以上はスマートフォンで閲覧しています。
複数の地域ブログについて、「利用デバイス」を調べてみると、
スマートフォン:65%
デスクトップ :25%
タブレット :10%
ほぼこの割合です。
PC表示をどれだけおしゃれにしても、全体のたった25%のユーザーしか見ていません。
そして、全体の65%のユーザーはスマートフォンで閲覧しています。これが現実です。
もうわかりますよね?
あなたがすべきことは、「スマートフォンで訪れるユーザーに適したサイトデザインにすること」です。
横5センチ、たて10センチぐらいの画面の中で、読者に伝えたいことを全て伝える工夫を第一に考えること。この意識が大事です。
もちろん、「PC表示を無視しよう!」という訳ではありません。
PCからの流入も一定数はありますので、そっちも大事なのは間違いありません。
ただ、どっちが大事?と言われると、やはり読者が多いスマートフォンユーザーの方ですね。記事チェックはスマホでしましょう。
コンセプトを伝えるならページ上部の「タイトル&キャッチコピー」
さて、スマートフォンユーザーを大事にする意識をお伝えしたところで、次はいよいよ具体的な施策を紹介します。
横5センチ、たて10センチしか画面がないスマートフォンにおいて、読者に「サイトコンセプト」を伝えるにはどうすればいいか?
一番は「タイトルとキャッチコピーに含める」という方法です。
アイタイムだとこんな感じです。
タイトルかキャッチフレーズのどちらかに、このサイトのコンセプト概要を表示させておくと、読者の目に一度は入ります。
これが単にサイトタイトルだけだとどうでしょう。
「アイタイム?なにそれ?」で終わりです。読者の印象には残りません。
コンセプトをしっかり伝える工夫は必要ですね。
「サイトコンセプトはキャッチフレーズに!」が鉄則
先ほど、タイトルかキャッチフレーズのどちらかにサイトコンセプトの概要を入れようと言いましたが、基本はキャッチフレーズに入れるのが鉄則です。
理由は、「サイトタイトルは読者に覚えておいてもらいたい」という理由があるからです。
さて、話は脱線しますが、「指名検索」という言葉をご存知ですか?
指名検索とは、サイトタイトルを用いて検索することです。
この指名検索はサイトの価値を上げるために有効と言われています。
その正確な理由はGoogleのみぞ知ることですが、大方の予想はつきます。
「サイトタイトルというユニークな名前を検索するという事は、読者はそのサイトに唯一の価値を見出している事になります。つまり、他のサイトでは目的は達成できず、そのサイトしか読者のニーズを満たすことができないのです。」
「読者から価値が見出されているサイト」の価値が上がるのは当然ですよね。
だから、サイトタイトルで検索される事は非常に有効なんです。
では、サイトタイトルが検索される「指名検索」を勝ち取るにはどうすればいいでしょうか。
それはコンテンツを充実させることが一番重要ですが、その次に効果的なのが「記事タイトルを覚えやすくする」というのが大事です。
30文字のサイトタイトルより、7文字程度のサイトタイトルの方が覚えやすいですよね。
覚えやすいタイトルだと、検索されやすいです。
役割分担をそれぞれまとめました。
タイトル | キャッチフレーズ | |
目的 | 覚えてもらう | コンセプトを伝える |
文字数 | 7文字程度 | 50文字程度 |
文字数にこだわりはありませんが、目的が達成できるように入念に考えてくださいね。
ヘッダー固定はどちらでもOK
ワードプレステーマの中には、スマホの上部に表示されるロゴが固定できるものがあります。
固定されると、読者の視界には常に「サイトタイトルとキャッチフレーズ」が目に入っています。
これはこれで悪くないのですが、一方で「スマートフォンの限られた画面が、占拠されている。」と言えなくもないです。
そのため、個人的には「ヘッダー固定はしない派」です。
固定しない代わりに、わかりやすいサイトタイトル&よりインパクトなるコンセプトを設定し、ファーストビューでそれを印象付けるようにしています。
それだけでも効果は十分と言えます。
記事下にはプロフィールページを配置するのが効果的
サイト上部にタイトルとキャッチフレーズを設定すると、読者の印象には残ります。
ただ、読者があなたの記事に訪れた目的は、ブログの存在を知ることではなく、記事を読み、必要な情報を手に入れることですよね。
そのため、記事を読み始めた読者の頭から、サイトコンセプトは一旦消えます。
もちろん、それでOK!
記事を読む目的で来た読者には、しっかりとしたコンテンツを提供しましょう。
ただし、記事を読み終わった後は、もう一度このブログのコンセプトを思い出して欲しいところですよね。
そこで活躍するのが記事下のプロフィール紹介です。
サイト運営者のプロフィール情報を掲載しておくと、
- 信頼が生まれる
- 書き手がどのような人なのか気になる
上記のようなメリットがあります。
特に、「書き手がどのような人なのか」を伝えることは重要です。
なぜなら、「書き手」がリアルに伝わる方が読者との距離が近くなり、その結果、リピーターになってくれる可能性が高いからです。
地域ブログだと、「同じ地域に住む人」という共通の話題があるので、その傾向は顕著でしょう。
「顔出しをしましょう!」という意味ではなく、リアルに書き手像を出していく工夫は必要ですね。
まとめ
今日の記事はサクッと短めに投稿しましたが、個人的にはとっても大事にしているポイントです。
コンセプトって本当に大事なんですよね。
コンセプトがあるサイトは、1つの記事からいろんな記事に発展していくことは可能ですが、コンセプトがないと各記事につながりがなく、「つまみ食い状態」になってしまいます。
- コンセプトを持つこと
- そのコンセプトを知ってもらうこと
この2つを意識するだけで、大きく変わってきますよ。